IT, IT・通信関連, sd wan

sdwanの導入には現状の把握が必要

ネットワークの混雑により遅延が発生すると、業務が停滞するおそれがあります。sdwanはアプリへのアクセス集中を回避して快適な環境を保ち、業務の効率化を進めることができるシステムです。本店を経由しないとアプリへのアクセスが許可されない支店を多く抱えている場合は、本店のネットワークが混雑してしまう可能性があるでしょう。こういった場合にはsdwanのインターネットブレイクアウトを利用することで、問題のないアプリに関しては支店からインターネットへ直接アクセスできるように管理することができます。

sdwanは便利なシステムですが、導入にあたってはまずは既存の環境について把握する必要があるでしょう。現在使用されているアプリの種類や使用頻度、ベンダー設定や検証といった細かな要素をクリアしなければsdwanの環境を構築するいことはできません。一般的な会社であれば夜間や休日は回線の使用が停止されますが、昼夜を問わずに365日稼働している工場などはどの段階でsdwanの導入を行うべきなのか慎重に検討する必要があります。しかし、段階的なテストと検討を重ねた後の導入には大きな効果を期待することができます。

ネットワークの混雑によりスムーズな動作ができなかったアプリも、インターネットブレイクアウトによって気軽に使用できるようになるでしょう。特にクラウドタイプのアプリを多数使用している場合には、その効果を実感できるはずです。

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